堅実な投資をするために

投資について解説する男性

今の資産を増やしたいという方には、投資がおすすめです。むろん、投資にはリスクもあります。しかし、資産を運用せずに豊かな将来を送る事は難しい時代となってきています。堅実な投資の運用ガイドでは、投資の基礎を解説します。

何に投資するかを選ぶ

投資の際には何に投資するかをまず決める必要があります。株、不動産、先物、金、外貨、預金など現在では様々な投資財が生まれて世界中で運用されるようになりました。しかしそれぞれによって全く性質は異なるのですから、投資の際にはそれぞれの特徴を把握したうえで自分が何を求めるのかを明確にして選ぶようにしなくてはなりません。では具体的にどのような形で選べば良いのかというと、ざっくりとした基準になるのは「どれくらいのリスクを許容でき、どれくらいのリターンを求めるか」です。基本的に投資財はハイリスク・ハイリターン、ミドルリスク・ミドルリターン、ローリスク・ローリターンの三種類に分類できます。ローリスク・ハイリターン、数千円入れただけで数億円が返ってくるようなものは絶対にありませんから、リスクとリターンのバランスを考えて選ぶと良いでしょう。例えばローリスク・ローリターンが良いということであれば非常に安定している大企業の株式や国債といったようなものが候補に挙がってきます。どちらもある日突然その証券が紙切れになる可能性が低く、持っているだけで配当や利息を得られるため少額ながらも高確率で利益が得られます。案外イメージされませんが定期預金もこのローリスク・ローリターンな投資です。逆にハイリスク・ハイリターンを求めるのであればFXや設立間もない企業の株式、海外株式が高い比率を持つ投資信託などが挙げられます。これらは少し判断を誤ると大損をしてしまいますが、逆に常に状況を判断して的確な判断が下せればたった一日で数十万円以上の利益を出せることもあるでしょう。どういった方法で行うにせよ投資はリスクが付き物ですから、そのリスクとリターンを天秤に載せて判断してください。

今後の注目となる投資とは

今年に入ってから、中国経済の減速が伝わったことを受け、日本を初めとする世界の株式市場が下落を続けています。とは言え、今後も世界経済は上昇が続くと予想されます。そのため、今回の株価の下落を逆にディスカウントと捉えて、次に注目される投資対象は何かを考えることが重要です。まず、国内では観光業に関する銘柄が非常に重要と言えます。最近は中国人の平均所得が上昇したこともあり、毎年のように中国人観光客が日本を訪れます。最近は商品を大量に購入する、いわゆる「バク買い」がニュースでも取り上げられています。こうした状況の中、宿泊に加えてお土産や日用品・化粧品、更には電化製品まで多種多様な商品・サービスの売上が軒並み前年同月比を上回っています。さらに、日本の文化を積極的にアピールする様々なサービスも好評で、向こう数年間は、こうした中国人観光客の恩恵は続くと考えられます。次に注目すべきは住宅等の不動産業界です。今年に入って日本銀行は国内初のマイナス金利を導入しました。これを受け、各銀行は金利を下げ始めました。その結果、住宅ローン金利も過去最低を記録しており、住宅を購入しようと考えている人達の後押しをしています。一戸建て住宅はもちろん分譲マンションなど、これを機にローンを組んで購入しようと思う人が増える可能性があります。さらに、自動車のローン金利の低下も考えられますので、引き続き自動車業界も投資対象として外すことはできません。ただし、以前は税金の優遇もあり人気のあった軽自動車ですが、数年前にこうした優遇処置がなくなり、販売台数も減少傾向にあることから、自動車業界の投資は、これを考慮しながら総合的な売上をチェックすることが必要です。

損をしない投資を見極める

損をしない投資というのは、確率論であり必ず儲かるというものではなくトータルで利益が出るものかどうかということが鍵となってきます。短期的に見れば投資というのは損をするのも得をするのも同じぐらいの確率ですから、長い回数を重ねて長期的に見れば損をしないと思えるものにお金をつぎ込むのが投資ということになるのです。わかり易い例としては、コインの裏表を当てるゲームが有り的中させれば賭け金が倍になって返ってくるというゲームが有った場合、これは長期的に見て損をすることはありません。コインの裏表が出る確率というのは、二分の一ですから短期的には損をしたり得をしたりしても長期的に見れば勝ち負けが平均されプラスマイナスゼロに収束するためです。そして、もしこのようなゲームの払戻しが2.1倍あった場合どうなるかというと、これは長い目で見た時に損をすることはなく必ず利益が出るということになります。短期的には予想が外れて損失を出すことはあるかもしれませんが、勝ち負けはどちらも同じぐらいになってきますから、最終的には払戻しが2.1倍あることにより収支がプラスになるのです。これが損をしない投資の考え方であり、逆に払戻しが1.9倍の時にはどれだけ連勝をしようともそのような賭けを続けていけば最終的には負けてしまうことになります。短期的に見ればどのような状況でも勝ったり負けたりではありますが、トータルで見た時に損得というのは大きく変わってくるものですから、損をしない投資をしたいのであれば先を見据えた投資を行うようにしましょう。損をしないためには目先の勝敗を気にするのではなく、トータルでの損益を考えることがポイントとなるのです。